購入まで
今年の3月頃から近所への外出やたまにある出社の際に気軽に持ち出せるコンデジが欲しいなと思い始めていました。
候補としては以前所有していた富士フイルムのX100Fの後継であるX100VかSIGMAのfpがありましたが、いろいろ調べていく内(主に以下のブログ)にずっと気になっていたfpが最終的に候補に残りました。
しかし、3月下旬頃にSIGMAがfpの後継機種を発表するという噂を知り、少し様子見をすることにしました。結果的に後継機種ではなく高画素機というバリエーションとしてfp Lが発表され、メインで使っていた2,400万画素のNikon Z 6IIとのバランスを考えるとfpよりもfp Lを選択した方が面白そうだと判断し、コンデジとしてfp Lを購入しました。(6,100万画素という高画素で撮ってみたい・見てみたいと言うのもあり。)
セットアップ&写真
SIGMA 35mm F2 DG DN Contemporaryを一緒に購入して装着していますが、どちらも非常に高いビルドクオリティでデスクの直ぐ側に置いておきたまに触りたくなります。 最小の装備は純正グリップのHG-11とPeanDesignのSTANDARD PLATE、CUFFとしています。 TONE、COLORボタンや控えめなメーカーロゴなど、他のカメラメーカーとは全く異なる思想を感じます。 カメラを握った時にストラップの付け根と干渉するのが苦手なため、ずっとプレートストラップを付けるというスタイルで過ごしています。
PeakDesignの最新のSTANDARD PLATEは装着位置を少しだけオフセットすることが可能なため、プレートが前に飛び出して不格好になることを低減できます(最高)。
このままだと、置いた時に傾いてしまうのですが、後述するEVF-11を装着するとバランスが取れます。 コンパクトさ重視の場合はフードを付けずに持ち出します。 fp Lを購入する際は、コンパクトさを重視したためEVF-11とのセットを選びませんでしたが、少し使ってみてやはりファインダーは必要と実感したので追加で購入しました。(運良くヨドバシ.comで在庫を見つけることができました。 ぶらぶら歩きながら撮る場合はEVF-11+レンズフードを使用しています。
これに加えてショルダーバッグのベルトにPeakDesignのCAPTUREを付けることにより、ネックストラップの代わりとしています。
初期不良
購入して1週間経たずにfp Lの調子が悪くなり、運悪くGW中でSIGMAのサポートもお休みだったため、まずはメールで問い合わせを行いました。
GW明けの営業開始直後に問い合わせの回答があり、fp Lを送って別のものと交換ということになりました。
会津の工場から新しいfp Lが手元に届くまでに10日ほどで、サポートの方に迅速に対応していただけてとても感謝しています。
使ってみて
手ブレ補正も無ければ、チルトやバリアングルモニタも無い非常にストイックなスペックですが、自分にはハマっていると思います。
6,100万画素という高解像度も1枚1枚の写真を丁寧に撮るべしという当たり前のことを思い出させてくれます。
21:9のアスペクト比やティール&オレンジ、パウダーブルーなどSIGMA独特の機能もあり撮影する場面やその時の感性を残せるようこれから使いこなしていきたいと思います。
65mm F2 DG DN Contemporaryも欲しいなと思いつつ、クロップズームがあるのでしばらくは忘れることにします。
この記事はNoteのこちらの記事を移行したものです。